新型コロナウイルスの予防と消毒方法

新型コロナウイルス対策としての感染予防と消毒方法

●過度に恐れず予防に努めましょう。

中国の武漢市を中心とした新型コロナウイルスが中国国内や世界の一部地域へと感染患者が拡大しています。

ここでは、同ウイルスデーターが少ない状態ですが、日常で出来る消毒方法と防除方法を考えます。

 

参考:国立感染症研究所

参考:厚生労働省

◎新型コロナウイルス予防にアルコール消毒は有効!

厚生労働省は、新型コロナウイルスにアルコール消毒は効果がないという情報が広がっていますが「新型コロナウイルス予防にはアルコール消毒が有効」と発信しています。

手洗いの徹底とアルコール消毒、マスクの着用は心がけてください。

 

アルコール消毒75%以上が好ましいですが、現在、アルコールやマスクなどは品薄状態です。

しかし、アルコール濃度が低くてもマスクがN95対応品でなくとも、手洗いにかける時間を長めに行ったり、マスクを着用するだけでも予防になります。

 

感染がおさまるまでは、予防のための手洗いやマスク着用を徹底しましょう。

 

※2020.2.7追記

●感染予防のためにマスク着用と手洗いの徹底

新型コロナウイルス感染予防に手洗いを徹底しましょう。

主に飛沫感染(約2メートル)によるものが多いので、マスクの着用と屋外から帰宅した際は手洗いの徹底をおこなって下さい。また、日頃の健康管理に努めてください。(昭和大学付属病院 医師 佐賀先生)

 

 

 

 

 

 

 

新型コロナウイルス感染防止の為に手洗いを徹底しましょう。手洗いの手順を掲載しています。

【手洗いの手順】

①流水で汚れを洗い流す。

②汚れを十分に落としてから石鹸で洗浄。

③ブラシを使い特に爪の間を念入りに。

④流水で十分に洗い流す。

⑤ペーパータオル、温風でよく乾かす。

⑥アルコールで殺菌

 

 

 

 

 

 

 

参考文献

谷川力氏:有害生物防除事典 オーム社

 

 

手洗いの徹底とともに着用していた衣類も洗濯出来るものは、洗濯してください。
※マスクは、同じものを何度も使用せず、1回使ったらビニール・ポリ袋等に入れて廃棄して下さい。

●新型コロナウイルスの消毒方法

現在、ウイルスに関する詳細情報はありません。
武漢市の市場内のサンプルから同ウイルスが見つかっていることから野生動物が感染源だと言われています。

「基本的に熱に弱いという性質から56℃で30分処理する。
又はアルコール(75%)や塩素系の消毒液、オキシドール(過酸化水素)消毒液で消毒をするのが望ましいでしょう。(同済医学院附属協和医院情報)」

75%のアルコール除菌も有効ですがノロウイルスやインフルエンザウイルスのように塩素系消毒液も効果があるそうです。
私的には次亜塩素酸ナトリウムや次亜塩素酸水(薬機法:旧薬事法に医薬品・医薬部外品として登録がないので、除菌・消臭剤剤としての扱いになります)が良いと考えています。

次亜塩素酸ナトリウムによる消毒方法及び消毒剤の作り方は、各市町村の保健所などで公表している「ノロウイルスの消毒方法」を参考にしてください。

●洗濯で衣類の除菌

衣類の洗濯には、除菌・消臭効果があるオキシクリーン

我が家では、洗濯にオキシクリーン(米国)を粉せっけんと一緒に入れて洗濯をしています。オキシクリーンは、酸素系漂白剤なので消臭や過酸化水素による除菌効果もあります。


※ただし、酸素系漂白剤なので、衣類を漂白してしまう場合もあります。使用の際は洗剤の使用方法に沿って、自己責任の範囲でおこなってください。

 

 

 

 

 

コートなどのアウターは、二酸化塩素を薄めた液をスプレーするのも良いでしょう。

参考サイト:新型コロナウイルス対策 自家製クレベリン!?を作る

 

 

 

オキシクリーン(酸素系漂白剤)とは。。。
本剤で使用されている過炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)は自然界で存在する炭酸ソーダと過酸化水素水を化合してつくられており、生分解性の高い成分で構成されています。

手洗いの徹底やマスクだけではなく、洗濯や室内の換気によりご自宅での新型コロナウイルス対策で十分に感染は予防できると考えています。過度に恐れず予防に努めましょう。

 

参考サイト:新型コロナウイルス対策として一般住宅・店舗・オフィスの消毒方法

 

ジョイテック株式会社 山口英雄

東京都職業訓練指導員(建築物衛生管理科)
ペストコントロール1級技術者
【公益社団法人日本ペストコントロール協会認証】