お掃除のプロも必見!「削る」作業の必需品三枚刃ホルダー

 清掃は、雑巾で「拭く」、掃除機で「吸う」、ホウキで「掃く」、洗剤で「洗う」という作業の他に「削る」という作業もある。その代表的な道具が三枚刃ホルダーで主にハウスクリーニングやガラス清掃に従事している方々が使っています。ビルクリーニングでは、床に付着したガムや汚れを取る為の『皮スキ』といった金属製のヘラ状の物が使われています。

三枚刃ホルダーは、カッターのような替刃をつけて、作業します。替刃は3分割できるので、その幅によって、ホルダー名が三枚刃・二枚刃・一枚刃と呼ばれています。
また、多くの方は三枚刃ホルダーや一枚刃ホルダーを使っています。

 

替刃には、表刃と裏刃がある!

 普通、表刃(カッター側)で作業をする人が多いと思いますが、ガラスや磁器タイルのような素材の汚れを取るには表刃の方が適していますが、フローリングやステンレスなど傷がつきやすい素材には、表刃は不向きです。よって、表刃とは反対側の裏刃を使います。業者さんによっては、傷がつかないようにプラスチック状のヘラを使っている方もいます。

 

汚れを削り取る時は、「斜め」に動かそう

 よく汚れを取る時に汚れに対して、水平に三枚刃ホルダーや皮スキを動かす人を見かけますが、汚れには、斜め(30~45度)にしながら動かした方が簡単に汚れが取れます。
知らなかった方は、一度、試してみて下さい。

 

 

 三枚刃ホルダーを持っていない一般の方は、お子さんが使って要らなくなった三角定規などでも代用できます。もしろ、カッターのような刃がついていないので安全に作業をすることが出来ます。


汚れは、洗う・拭き以外にも削って落すという方法も覚えておいて下さい。