ハウスクリーニングは「おもてなし」の心で!

ふと昔を思い出し。。。私が清掃部門の自社運営化を社員として担当させて貰ったビルを調べたら、既に無くなっていました。

その建物は、会員制リゾートクラブでした。

バブルの頃、渋谷駅から徒歩7~8分の所にあり、延床面積1750坪でしたが当時、総工費数百億かけ、贅を尽くしたビルでした。

外壁は、天然御影石貼で、正面玄関を入ると赤の大理石(ロッソマニャボスキ)やベージュー色のライムストーンの大理石床のロビーがあり、ペルシャから特別に取り寄せた8~10畳位の絨毯が2枚敷かれ、柱や壁も大理石でエミール・ガレ(アールヌーボーを代表するフランスのガラス工芸家)が特注で制作したガラス製のトルフィーが2つ、別々のガラスケースの中に飾ってありました。
階段もベージュの大理石が貼られ、きっと初めて訪れた方は、その美しさに驚いたでしょう。

会員になるには、入会金だけでも数百万円@@
百数十人の限られたお客様だけに寛ぎのひとときを提供していました。

更衣室には、男女別に大浴場も併設され、御影石がふんだんに床・壁・浴槽に使われていました。更衣室から2階のプールに行くカーペットはクリーム色のカットパイルのジュータンが敷かれ、下地には厚いクッションが入っていたので素足でも歩き心地がイイといった感触でした。

2階には、図書スペースと本革貼りのリクライニングチェアが置かれ、サイドテーブルの上には、ビデオデッキ付のテレビがあり、お客様はリクライニングに寛ぎながら読書やビデオをご覧になっていました。
中央には天井トップライトが全面ガラス貼りで、その下には水中照明付のプールがあり、プールの周りには砂岩(柔らかい石材)が敷かれ、大きなFRP製のジャグジーもありました。

プール脇の階段を昇るとフランス料理店があり、お客様はガウンを着たままフレンチ料理を堪能することが出来ました。

そんな、様々な建材があり、清掃メンテナンスで絶対ミスが許されないステージの清掃管理を全て任せられたのは、私にとって貴重な経験であったと思います。協力会社(下請け会社)を使わないで、すべて私とパート・アルバイトスタッフでおこないました。

多種の石材やカーペットのメンテナンス、ジャグジーや浴室の清掃、サウナ室の白木クリーニング、レストランの天然木床の手入れ。。。トップライトの洗浄。
空調管理もされていましたが、プールがあることで湿度が高くメンテナンスが難しい環境での清掃管理(日常清掃・定期清掃・臨時清掃など)は、その後の私に大きな経験となりました。

私は、ハウスクリーニングでもお客様にクオリティの高い美しい仕上がりを心がけています。でも、まだまだ修行の身の私は、お客様から教わるばかりですが。。。
「おもてなし」の心で当施設をご利用のお客様にサービスを提供していたように、ハウスクリーニングでも限られたお客様にご満足いただけるサービスを目指しています。
そして、お客様に喜んでいただける事が何よりも嬉しいです!


余談ですが。。。私は外見に似合わず美術鑑賞が趣味なのですが、リゾートクラブの倉庫には、美術品が多数保管されてて、ルノワール(フランスの印象派の画家)やマルク・シャガール(ロシア出身のフランスの画家)の大きな絵画を直に観る機会があった時、身震いするほど興奮したのを思い出します。